大切なあなたへ

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諸君は真実の存在を外見に依って判断しようとします。

そう云う判断を止めて下さい。

「生長の家」の聖経『甘露の法雨』には

「感覚は唯信念の影を見るに過ぎず」と書いてあります。

西田哲学では「観られる世界は観る人の心の影だ」と云い、

仏教では三界は唯心の所現であると云います。

神は善であり、真実に於いて「一切は善である」と云う信仰を

見える世界の外形に依って捨ててはならないのです。

五官の世界は心の姿の反映ですから「悪」が存在するごとき五官の証明に依って、

神は善であり愛であると云う信仰を捨ててはなりません。

観えると云うことと「真実にある」(実在する)と云うこととは別なのです。

外形に依って判断すれば、人生はしばしば悪しきものが充満し、

災禍や、疫病が充ち満ちているように思われます。

しかし、神が完全であり善でありたまうと云う信仰によって実相を観れば、

真実の人生は決して悪ではないと云うことが判るのです。

そして却って人間自身が彼の悩みの原因であるのです。

何故人間自身が彼自身の悩みを造ったのでありましょうか。

それは彼に与えられたる自由の誤用からです。~~


   谷口雅春先生著 新版「幸福生活論」P45~46より抜粋













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